九谷幸窯にて陶芸体験イベントを開催予定(今秋頃)

いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで谷口幸夫が陶芸家として独立して50年を迎え、そろそろ引退の時期が近づいており、
今は若手に技術を承継しております。
これまで、九谷幸窯は、谷口幸夫の個人陶房であり、あくまで創作の場所であるため、基本的には非公開にしてまいりましたが、ご興味のある方に、いつかは、絵つけやろくろ成形などの体験をしていただけるようになりたいと考えるようになりました。
個人の陶房ゆえ、陶房自体はとても小さく、さして綺麗ではありませんが、せっかく粘土から作り、成形、焼成、絵付け全ての工程ができる数少ない陶房ですので、伝統工芸の継承のためにも、皆様に陶芸の素晴らしさ、九谷焼の素晴らしさを直接感じていただくためにも、できる限り触れていただければと感じでおります。
一方で当陶房は、家族で運営しており、また、観光用の店舗ではなくリアルな仕事場ですので、なかなか実現することが難しく、このたび、小松市が主催するプロジェクト「こまつものづくり未来塾」さまのお力をお借りすることで実現できるのではないかと考えました。
「GEMBAモノヅクリエキスポ」という石川県小松市全体をモノづくりのまち、テーマパークのように捉え、様々な製造業者の実際のモノづくりの現場に足をふみ入れ、現場を体験できるというイベントです。
今後もしうまくことが運びましたら、今年の秋ごろには、九谷幸窯でも、見学会や体験会を開催できるかと思います。
まだ準備もできていない段階ですが、まずはお知らせいたします。
詳しくは、9月以降からお伝えできると思います。
創作陶房 九谷幸窯