創窯50周年アニバーサリー「有情紋(うじょうもん)」が復刻!
谷口幸夫の別名称としても親しまれている「鬼さん」
この鬼さんは、はじめは
「有情紋(うじょう)」という小鬼のシルエット文様が敷き詰められ金銀が施された総柄として生み出されました。
有情(うじょう)とは、無情(むじょう)の反対後で、
感情を持つ生き物すべてを意味する仏教用語です。
小鬼の集合図は、「有情」を表現しています。
【有情(うじょう)】
《〈梵〉sattvaの訳》仏語。感情や意識など、心の動きを有するもの。人間・鳥獣など。衆生。→非情 →無情
[類語]動物・生き物・生類しょうるい・衆生しゅじょう・生きとし生けるもの・生物・有情物・有機体・動植物・微生物
谷口幸夫が陶芸家として独立してから、
今年の10月で50年を迎えます。
これまでの作品を振り返り、これからの幸窯が見えるようなものを作りたい。
そこで、谷口幸夫を知っていただける
原点の一つとなった「有情紋」を復刻させることにしました。
「有情紋」はこれまで、美術品、花器やオブジェ、展覧会の作品の絵柄でしたが、
今の新しい「鬼さん」の雰囲気で
日常的にお使いいただけるアイテムとして復刻させることにしました。
美術品は敷居が高い。
哲学的で高尚でなんだか気が引ける・・
という方にも「有情紋」を楽しんでいただきたい。
九谷幸窯らしい、遊び心のある、楽しくて生活に笑みがこぼれる作風に仕上げました。
ぜひ頻繁に登場するアイテムとして、
ご自宅用に、ご贈答にお使いいただけると幸いです。
九谷幸窯オンラインショップ 有情紋シリーズ